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11月たより

2014年11月 1日 14:16

秋の日に思うDSCN2128.JPG
日に日に秋の深まりを感じる季節になりました。みなさんお変わりないことと存じます。      今年の秋の紅葉はきれいかも知れません。朝昼月の温度差が激しいので、色づきがいいと思います。街路樹のイチョウを始め住宅内のケヤキ モミジ など色づく樹木を観ていると、日本は本当にすばらしい原風景をもっていると感じます。樹木だけでなく生きものの変わりつつあります、冬の渡り鳥のジョウビタキは10月24日に私の近所ですが観ました。カラ類も混群を作り、町中をうろうろし始めています。そうなると昨年もそうでしたが、ユリカモメは何時来るのかというのが気になります。
 雪虫も飛び出す中旬頃には渡って来るでしょう。高野川や鴨川には、鴨類も訪れています。
鴨川・高野川の生態も10年まえからずいぶんと変わりました。ユリカモメが減り カワウが増えて 鴨の種類は変わりません。カワセミは身近に観られるようになり、このことをどのようにとらえるのがいいのかは、私にはわかりません。自然は絶えず変化するものととらえるのなら仕方ないかも知れません。
外来種の蜘蛛DSCN2110.JPGに注意
変化といえば、セアカゴケグモは相変わらず勢力を広めているようです。数年前に宝ヶ池で発見されました。九州に出張で出かけたときに、ハイイロゴケグモに注意と掲示板にありました。日本全体がグローバルになるおかげで生態を乱すものも、彼らの意志ではないにしろ入って来ています。そういえば、アルゼンチンアリは伏見では結構見つかっているようです。移入種が一度はいると、生態の隙間に入るのでなかなか駆除できないようです。セアカゴケグモを見つけたら触らないようにしてください。黒い蜘蛛で、背中に赤いラインが特徴です。庭仕事をしているときに石の隙間や植木鉢の下に潜んでいることがあるので注意してください。
 里山の原風景「はさがけ」「セアカゴケグモ」