2013年4月アーカイブ

里山調査

2013年4月13日

ツバメ (2).JPG4月の里山モニタリング調査が本日行われた。朝の7時には里山にいた私は、寒さにびっくりしていた。4月のなかばだというのに、息が白い、霜まで降りている。ここは宇治白川、盆地なのでこの時期は、放射冷却がおこれば極端に冷え込む、農作業をしている方は火をたいて暖を取っているほどだ、2時間の鳥の調査とその後3時間の草本の調査を行った、春の花が咲き出して、お花畑と言いたいところだが、この里山はまだそれほど咲いていない、それでもウマノアシガタ キンランソウ ギョウリンソウ ツクシ カンゾウ コオニタビラコ クサノオウ イヌフグリ カンサイタンポポ ネコノメソウ ミヤコアオイなどが咲き始め、木本ではモミジ あおきなど花を咲かせていた。鳥はたいしていないが、まだ冬鳥のシメやツクミはうろうろしている。モズはいなくなったが、キジホオジロ.JPGは鳴いていた、ツバメも飛び交い巣作りを初めている、アカガエルも田圃で鳴き始めていた。このアカガエルはニホンアカガエルだと思う。
梢にはホオジロがソングポストでさえずっていた。ホオジロのさえずりを聞くと以下の歌を思い出す「たかつきの梢にありてホオジロのさえずる春となりにけるかも」 誰の歌は忘れたが、まさしく春本番だ。
ツバメは「ムシクッテツチクッテシブーイ」と鳴いていた。

山にもゴキブリが

2013年4月 1日

 

ゴキブリ (2).JPG仕事をしていて こいつに出くわした。今月にでる、私の2冊目の本は、主に昆虫を主体として、命と遊ぶというテーマで書いてみた。
山のゴキブリの写真がなくて、仕方なく出版社がネットから写真をもらったものを掲載した、そんな矢先にこいつに出くわした。家で観るゴキブリとは同じゴキブリでも随分違う、写真を見ると、雌のカブトムシにも見えなくもない、しかしこいつが本来のゴキブリです、もちろん手で持てる、家のゴキブリは、「ゴキブリ◎い◎い」という中にいるが手では触れない、習性でこの山のゴキブリも狭いところに隠れようとする、手の中では指の間に入ろうとうごめく、でも可愛い、みなさんも、是非山にいき 朽ち木を探してゴキブリをゲットしよう、可愛いですよ、