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里山調査

2013年4月13日 21:22

ツバメ (2).JPG4月の里山モニタリング調査が本日行われた。朝の7時には里山にいた私は、寒さにびっくりしていた。4月のなかばだというのに、息が白い、霜まで降りている。ここは宇治白川、盆地なのでこの時期は、放射冷却がおこれば極端に冷え込む、農作業をしている方は火をたいて暖を取っているほどだ、2時間の鳥の調査とその後3時間の草本の調査を行った、春の花が咲き出して、お花畑と言いたいところだが、この里山はまだそれほど咲いていない、それでもウマノアシガタ キンランソウ ギョウリンソウ ツクシ カンゾウ コオニタビラコ クサノオウ イヌフグリ カンサイタンポポ ネコノメソウ ミヤコアオイなどが咲き始め、木本ではモミジ あおきなど花を咲かせていた。鳥はたいしていないが、まだ冬鳥のシメやツクミはうろうろしている。モズはいなくなったが、キジホオジロ.JPGは鳴いていた、ツバメも飛び交い巣作りを初めている、アカガエルも田圃で鳴き始めていた。このアカガエルはニホンアカガエルだと思う。
梢にはホオジロがソングポストでさえずっていた。ホオジロのさえずりを聞くと以下の歌を思い出す「たかつきの梢にありてホオジロのさえずる春となりにけるかも」 誰の歌は忘れたが、まさしく春本番だ。
ツバメは「ムシクッテツチクッテシブーイ」と鳴いていた。