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京都水族館

2013年2月17日 14:41

昨日、京都水族館の視察がありました。
私は、「梅小路公園を考えるいるか会」に参加していて、できる前からこの問題には取り組んできました。今回は第16回目の取り組みです。当初から参加理由は、都会のど真ん中に水族館ということが問題だと思っているからです。水族館側は東寺さんの五重塔をバックにイルカが飛ぶというキャッチフレーズで(写真参照)、開館からすでに当初の200万人を超えていると聞きびっくりでした。館内を見学しての感想は、表示の観ずらさ、子ども目線ではない、五感を感じることはできない 環境教育とは少しずれがある いのちの森とのつながりは見られないなどいろいろな問題はあるかと感じました。
里山ゾーン・山紫水明(京都の自然)があるのですが、これは付け足しという感じがしました。私が見る限り、里山の水辺にはメダカは泳いでおらず、水族館ですから、水槽の中のメダカを眺めることはできますが、やはり群れで泳いでいるメダカを見せてあげたいものです。イルカのショーはショーではなく イルカの生態と見せるという取り組みでした、この部分はいいことなのですが、生態を見せることを、海が近くにないこの場所でする意義はどこのあるかわかりません。生態の姿といっても、イルカの何を見せたいのかわかりにくいものでした。最後にやはりイルカは五重塔をバックに飛 んでいました。これはやはり違和感がありますDSCN8667.JPG。皆さんはどう感じられますか。イルカは賢い生き物だと聞いたことがあります。こんな都会の真ん中に連れてこられ、飛べど海は観えず、どう思っているのか聞いてみたいですね。
この水族館がきっかけに、京都に自然史博物館ができることを期待したいものです。そのためにはいろいろな立場の人が集い、考える場が必要なのかも知れません。
写真はヒトデに触るタッチコーナーここだけタッチできます。ほかにサンショウウオのにおいをかぐコーナーもありましたが,匂いませんでした。