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宝ヶ池プレイパーク 探鳥会

2013年2月 3日 08:31

宝ヶ池のプレイパークの探鳥会の講師になって4年ほどになるだろう
。例年冬DSCN8444.JPG鳥観察会は猛吹雪の中か、寒風吹く中だが、今回は違う、こどもたちはシャツ一枚で走れ回り、大人もいつもの防寒備ではなかった。これだけ暖かいと冬鳥は帰ったか、そんなことはない、気温差でうごくのではなく、日照時間で動くのでまだ先です
でた鳥は24種類でまずまずの出でした。オシドリはは数羽雄を中心に12羽ほど滞在していた。
オシドリはよく夫婦中にたとえられるが、結してそんなことはない、毎年番は変わる。それの方が遺伝子的にみて、いいのだと思う。遺伝子が複雑なほど強いものが生き残れる。番で相手が死ぬまで形成されるのは、キジバトです。山鳩なんていう言い方もあるけれど、これが一番番の絆が強いそうです。
探鳥会は幼児期の子どもには少し難しいと今回も感じた。双眼鏡は大人でも初めてだと使いこなせない。まして望遠鏡では片目を閉じてみることは結構高度なことです。
しかし、鴨はえさをまいたり、動かない事も多いので5歳ぐらいからなら何とか観察できそうです。でも、幼児期の子どもは、観察よりは、鳥を見にいったということが大事で、寒い時期に鳥をみにいった。24種の種類はみあけられないが、ドバトでもカラスでも印象に残るものがあればいいかと思います。
 節分が過ぎると、やはり陽ざしが少しずつ暖かみを感じるようになります。宝ヶ池は鹿の害、カシノナガキクイムシでナラガレが起こり、尾DSCN8451.JPG根沿いの松はマツノザイセンチュウでやられています。コバノミツバツツジが咲く明るい山を取り戻すにはもう少し時間がいるでしょう。
写真はセグロセキレイをハシボソガラス、都会のカラスはハシブトとハシボソガラスですが、どちらかというとハシボソの方が多いようです。元々ハシブトは山にいたカラスなので、ハシボソよりはおとなしいみたいですね。カラスをみていたら巣が近くにあり、木の小枝を折り、落として威嚇していました。もうすぐ卵を産むようです。