2014年8月アーカイブ

8月おたより

2014年8月14日

酷暑の夏がやってきました。今年は例年より暑くなく、冷夏と言われていましたが、蓋を開けると何のことはない、例年通りの酷暑です。毎年のこの暑さにはなれたいものですが、個人的には・寄る年波には勝てないようになってきました。 夏の暑さに元気なのはやはり蝉だけでニイニイゼミ アブラゼミ クマゼミ ヒグラシ ミンミンゼミと例年のゼミが時期を少し早めて鳴きはじめています。
蝉は地上にいるのは一年ですが、地下には5年ほど生活していますから、結構長生きの昆虫でもあると思います。蝉であと残りはツクツクボウシですが、このセミの声を聞くと夏の終わりを告げてくれ、子どものころには夏の宿題をせかされた記憶がよみがえります。
鴨川の水位も低く、子どもたちと水生昆虫の観察会をしましたが、例年数種類採れるヤゴも少なく、ヤツメウナギはいませんでした。珍しいところではナマズやサンショウウオの雑種ぽぃのがいました。聞くところによると鴨川にはすっぽんが数匹いるようで、夜には土手に上がっているのを見た人もいます。
鴨川ですっぽんは外来のものでないことを祈りたいものです。
 草刈りをしていたら、幼虫のカネタタキをみつけました。もうすぐ羽根がは生えると、チン チン チンと秋を告げてくれることだと思います。
例年この時期には私は山に入ります。「ママタビ」を取りに行くのです。150.JPG
マタタビは塩漬けにするのもいいのですが、私は虫えいの物をとり、お酒につけています。虫えいものには珍味とされていいて、数年かけるとおもしろい酒ができます。においが気になる方もおられますが、このにおいもなれてくるといい感じになるのです。一度試してみてください。
スズメバチ アシナガバチは社会性の蜂ですが、写真のクマバチは攻撃性もそれほどないので刺すことはありません。私の手の上で休んでくれています。

 害虫は例年よりは少ないようですが、数か所でイラガも発生したので、団地内では薬剤散布を行いました。一度の散布ですべての害虫は退治できませんが、イラガ チャドクガは気を付けてください。