2014年1月アーカイブ

1月お便り

2014年1月 4日

新年あけましておめでとうございますDSCN0078.JPG
本年もよろしくお願い致します
小泉造園

年のはじめは、暖かい日が続きました。
昨年の予想では寒くなり雪が多い印象で
したが、例年通りなのかなと感じています。
しかし 寒さが本格的になるのはこれか
らです。寒の入りを迎える1月下旬は寒さ
もピークでしょうね。
日本の季語には二十四節気がありますがその中でもう少し細かく分かれたものがあります。ご存じの方も多いかと思いますが七二候といわれるものです。その中で冬を探してみると、冬は立冬から立春の前日までをさすとあります。つまり一一月七日から二月三日までと云うことです。お正月前後を「雪下出麦」六十六候とあり、雪の下で麦の芽をのばすとあります。秋に撒いた麦は、寒さに耐えて麦踏みを終えて六月頃に収穫を迎えます。五日に小寒があり「芹乃栄」六十七候とあります。。冷たい沢のところに、芹が盛んにはえて、七草がゆをいただきます。しかし本来の七草は旧暦なのでもう少し葉が茂った頃が本当のようです。十日からは「水泉動」とあり地中の泉が春にむけて動き出すとあります。六十九候(十五日から十九日ごろ)には「雉始鳴」とあります。里山にコ
ウコウと鳴き始めると春が来る気がします。しかし寒さはこれからが底で、二
十日には大寒という二十四節気最後を迎えます。大寒の終わりが節分になり春を迎えることになります。立春を迎え 東風が吹いて、ウグイスが鳴くまでは
まだ寒い冬を越さなくてなりません。
日本人は元々、自然の移ろいを感じながら。それにあった季節を感じ二十四節気やDSCN0087.JPG七十二候というものを作ったのかも知れません。
季節を感じるこのことを今年も色んな自
然の生きものから感じ、そのことをできれば皆さんにも感じてもらえるような仕事をしていきたいと思ったいます。
写真は霜柱 百舌鳥のナヤニエ