2013年8月アーカイブ

この夏に出会ったいきものたち

2013年8月20日

3-2.JPGこの夏は暑かった、でも楽しい夏でもあった。珍しくもないが、面白い生きものに出会えたからだ。左の写真は、ムカデだがなんと卵を抱いている。仕事で土嚢袋を運んでいて間にいた。卵は初めて観たが、ムカデに似合わない(ムカデに怒られそうだが)きれいなオレンジ色をしていた。右の写真はナナフシ、体に棘があるのでトゲナナフシというらしい。こいつも2匹でいたのでちょうど交尾の前だっDSCN0110.JPGた。下の写真はアナ蜂がえさを運んでいるところだ。巣穴に卵を産んで、一生懸命にえさを運ぶ姿は、蜂といえども可愛いものだ。もちろんこの蜂は刺さないけどね。クロアナバチとツユムシ.JPG

8月お便り

2013年8月 1日

ナガメ.JPG暑中お見舞い申し上げます。
いよいよ夏本番 酷暑の時期がやって来ました。今年の気候は、梅雨明けに厳しい暑さがやって来たおかげで、当初は、身体がついていかず、夏バテ気味の日もありましたが、暑さに慣れてくると、この時期の30度を少し超えたぐらいだと、結構過ごしやすく感じます。皆さんも、暑さ慣れをしている頃だと思いますが、これから8月上旬までが、本当の暑さが来ますので、くれぐれも熱中症にはお気をつけてください。
 樹木はこの夏の陽ざしを葉に一面に受けて、葉をのばしています。高木は毛細管現象のおかげで地中の水分を地上面に吸い上げるので、水を灌水する必要はほとんどありません、アオキやアジサイなどは水をあげられなくなると葉をしおれさせて根を守ろうとします。高木などでも時々葉を枯らすものもありますが、部分的に、葉を自ら枯らして根を守ることもしています。その典型的なものが、団地内にはありませんがイタヤカエデです、この木は、光合成のエネルギーが枝葉を維持するエネルギーに足りない時、幹まで枯らすことがあります。樹木は動けないですから、自らの身を守るために、色んな工夫をしているようです。
 灌木は、根が浅いので、どうしても灌水をしなくてはなりません。特に西日が当たるところでは、陽ざしが強く、土の温度が急激に上がるので、必ず灌水をしてください。特に夏の終わりから 秋口の残暑が厳しい頃が一番危ないです。
 昆虫は今の時期は、あまり動きません。暑い時期に動いているのはセミぐらいのものです。子どもたちには、この時期しか遊べないものとしての虫取りをしてもらい、団地内のセミは採り尽くしてもらいたいと思います。セミは絶滅しませんからね。

ナガメというカメムシです。さかさにすると、、、。