2014年6月アーカイブ

6月おたより

2014年6月 1日

 6月に入り 梅雨という日本の二番目の夏がやってきます。気象庁の話しでは、例年よりも梅雨入りは遅くなり、7月の半ば以降まで続くということだそうです。梅雨は、じめじめして鬱陶しくてとても嫌な季節ですが、植物にとっては大事な雨でもあります。
先日雨水の会の方が、雨水利用をすることで、節水になると言ってきたけれど、これからは雨水を地下に戻して、水を循環させることのほうが大事になってくる。お茶碗一杯で1200Lの水が蓄えられるということだそうです。雨水は初期雨水さえ取り除けば、洗濯の水やトイレの水として利用するいわゆる中水(上水 下水の真ん中)利用が進められてきましたが、やはり本来の水は地下に返して循環が大事なようです。そのためには土のある土地が必要になります。アスファルトやコンクリートで覆わないまた覆っても、水が地下に流れる透水型のものがいいようです。
 京都には昔から地下水を利用してきた経緯があり、近くの豆腐屋さんは以前井戸水を利用して豆腐作りをされていました。有名なところでは、梨木神社の水 松尾大社の水 藤の森 花背峠 水尾の里 貴船 伏見の名水などたくさんあります。
京都の地下水は約211億トンの地下水がたまっているそうです。琵琶湖が大体270億から275億トンぐらいですから,それに近い量がたまっているということです。以前小学校で井戸を掘ったことがあるのですが、14mという深さでもとてもきれいな もちろん飲める水が出ました。この地下水がいつまでも出つづけるには、土の土地はこれ以上に減らしたくないものです。
仕事をしていたら スズメバチの巣を発見しました、黄色スズメバチ.JPGちょうど女王蜂が留守をしていたので、すぐに除去しました。この時期はまだ働き蜂が出ていなので、巣をそのままとることは簡単ですが、働き蜂が巣から出だすと手に負えません。
大きな蜂を見つけたら自分で除去しないで、連絡ください。巣のおおきさにもよりますが対応出来るかと思います


   写真は  キイロスズメバチの巣