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2月のおたより

2014年2月28日 21:42

節分が過ぎれば、立春で春本場といいたいところです。しかし関西では昔からお水取りがすむまでは、、。といいます、琵琶湖の比良おろしが吹くまでは安心できません。季節柄体長を崩しておられる方も多いと思います。季節は少しずつではありますが、春に近づいています。樹々の梢には、春の新芽がふくらみをみて、春の息吹を感じましょう。
冬には鳥が一番観察しやすく。窓の近くにバードテーブル(鳥のえさ台)を設置するだけでやって来てくれます。メジロはどこにでもいる鳥ですから、ミカンを半分に切ったものを木に刺しておくだけでついばんでくれます。窓の近くに置くともっと身近にみられ親近感を持ちます。鳥は一枚の窓ガラスだけで安全とわかっているから、近くに来てくれるのです。えさ台の中には、柿やひまわりの種なども入れておくとジジュウカラやヤマガラなども来てくれます。いつまでも観ていたいけれど、2月の終わりには、山の木も芽吹き初めて山にえさが増えてくるのでえさ台は撤去することを進めます、その代わりに、毛糸やわら・ワタなどを置いておくと巣材の材料として使ってくれる事もあります。
12月に高野中学の生徒さんと高野川の野鳥観察をしました。高野中学の科学部の生徒さんは、高野川の野鳥調査を数年行っているそうで、楽しく観察ができました。生徒さんの話では例年より鴨の数が少なく、キンクロハジロは例年この時期(12月上旬)いるのだけれどまだ現れないとのことでした。ユリカモメはこの日が初観測だそうです。毎年観察することで、微妙な違いがわかり、そのことがなぜ 不思議だと思えるようになるんだと感じました。
この時期は例年肥料を入れる時期でもあります、植木蜂の物もできればこのキンクロハジロ.JPG時期に入れたい物です。
肥料は主にNPKと書かれていることが多いですが、何に効くかとといえば下記の様になります
N:窒素で主に葉っぱの肥料 
P:燐で、花や実の肥料
K:カリウムで主に根の肥料
花や実を多くつけたければ燐を多く 葉を楽しみたいときは窒素を多く入れてください。肥料を入れれば必ず効果は出ます。樹木は裏切らないですよ
         写真はキンクロハジロ、今は荒神橋の北側にいます。