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巣箱のはなし 

2012年12月 3日 17:59

DSCN8061.JPG毎月第一日曜日は 午後から、京エコロジーセンターで[生きもの探偵団]という企画を担当している。春からはじまり、今回は鳥の巣箱の設置について、昨年巣箱をエコメイトさんと作り、今回はエコセンの屋上に設置したものを点検して清掃後新たに設置しなおした。
 その前に少し巣箱についてと、冬鳥の観察などをレクチャーしました。スライドは主にドイツの巣箱と日本の巣箱の違い、ヨーロッパでは、日本と違い巣箱は工具屋で売られている。日本では巣箱を売るという商売はみたことがない。ヨーロッパの人たちは、冬の間や鳥に関しての関心度が違うことなど、またバードテーブルにつても話しました。鳥インフルエンザがあるけれど、私としては、鳥インフルエンザにかかる確率を怖がって、身近な自然を遠さげる事の方が問題多いと問いたいDSCN8068.JPG。鳥インフルエンザは一般の方には感染しにくいとされている(今のところ)。
 鳥に興味を持ちはじめるには、冬鳥を観察することが一番いい。落葉している時の方が見つけやすいからね。双眼鏡でかんさつするのだけれど、双眼鏡の扱いは結構難しい。でも水鳥は望遠鏡を設置すれば子どもでも観察できる。このごろ水鳥は昔と違い近寄っても逃げなくなった。それは、人が鳥を捕らなくなったために、鳥が人は安全だと思い始めているんだって、ある本に書いてあった。これはいいことなのかそれともどうなのでしょうか。
冬の間にバードテーブルを設置して、野の鳥のかわいさを感じてほしい。春には餌の代わりに毛糸やわらを置いてあげると巣材になるんだよ。
エコセンに新たに3カ所設置しました。来年は巣箱からに雛がでるのを楽しみにしたいです。