« 冬をどうして越すか。 | ホーム | 巣箱のはなし  »

今年の冬は雪が多いか

2012年12月 1日 16:05

 紅葉も一段落して、街路樹の落ち葉が、冬がそこまで来ていることを知らせてくれています。皆さんおかわりないことと存じます。キッチョウソウ
紅葉は皆さん楽しまれましたか?寺院では、夜間にライトアップしてまで紅葉を楽しませようと、観光客を取り込んでいますが、公団の中で、窓から見える紅葉が一番美しく、独り占めできるのではないでしょうか。
 師走ということで、この文字をみるたびに、慌ただしさと、来年は災いのない年でありますようにと思います。
 サザンカの花が今が盛りに咲いています。今年の柿はどこも豊作のようで、沢山頂き物をした。シブガキはいつものように吊してみました。フユウガキは例年だと食べてしまうが今年は数個冷凍してみました。柿を冷凍するのは、実は鳥のためです、昔の人は、柿の木には2個残しました。「一つは鳥に、そしてもう一つは行き倒れの旅人に」、今は行き倒れの旅人はいないので、二個とも鳥にあげてください。来る冬に鳥が飢えないように、昔の人の小さな親切が伺われます。柿の多い年とサザンカがよく咲く秋は、大雪があると昔の人はいっていると聞いたことがあり、調べてみると「福井市の観天望気」というところに乗っていました。きっと昔の人の言い伝えですから経験からきているのだと思います。雪虫は今年は15日に飛んでいました。少し早いかと思います。冬は雪が多いかもしれませんね。ユリカモメも今年は11月12日に初めてみました。コハクチョウが、琵琶湖に飛来しているようです。高野川の鴨も少しずつ鴨の種類を増やしてきています。
 上空にはツグミが群れて飛んでいたり、カラの混群が、町中を移動し始め、イカルが数羽群れ出しました。カラ類はご存じのように冬には混群作ります。エナガ シジュウカラ メジロ コゲラ などです。町中にも降りてきますので散歩などで出会えたら 何かいいことが起こりそうな気がします。ウグイスも地鳴きで、町中をうろつき始めました。日に日に御天道さんのでるのが遅くなり西に傾くのが早くなり気忙しくなってきました。寒くなるけれど、耳を澄ませば、冬に向けて色んな音が聞こえてきます。

写真はキッチョウソウです。この花は毎年咲かずにいいことがあると咲くといわれています。いいことはなかった様な気がするのですが、逆に悪いことがなかった事がいいことなのかもしれません。