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一月もあっという早さで過ぎて行きました

2012年9月22日 22:38

ScreenShot057.png 一月もあっという早さで過ぎて行きました。昔の人は「一月は行く・二月は逃げる・三月は去る」などと云いましたが。まさしくその通りです。今年の冬は、本来の冬らしい冬だと感じています。雪もちらつき積もることは今のところそれほど多くはありませんが、降ってはいます。
 高野川の河川工事のことを先月書きましたが、よく見てみると中州のところにテープで囲いがしてありました。そのところは土を残しているようです。たぶんこれは、すべて土を取り払うと生きものの住みかもなくなるので申し訳程度に残しているようです。工事前にモニタリング調査をして、保存すべき面積と生きものを調べてからやっているかどうかは解りませんが、河川工事も生きもののことを少しは考えているようです。
 2月はいると生きもの(樹木)の動きは少しずつ大きくなります。ケヤキの枝先をみていると小枝の先が少し膨らんできています。またロウバイが咲きだしツバキの花芽が膨らみ始めています。節分を過ぎると日に日に変化しますので団地内の樹木の変化を楽しんでみてください。
 ScreenShot058.png冬の楽しみでもある野鳥観察ですが今年は少し違います。街中の街路樹や河川などにあるセンダンサンシュウムクノキエノキアキニレ町屋に植えてあるナンテンやピラカンサスの実はまだどっさり付いています。街中に鳥が降りてこないのです。えさ台は例年メジロでにぎやかなのに今年は回転休業です。イカルの群れも1月
下旬に初めて確認しましたし、ツグミは28日初めて観察しました。まだ山に実がたくさんあるという説と震災の影響だという説といろいろ考えられますが私には解りません。いつもいる生きものが確認できないと不安になるのは私だけでしょうか、こんな言葉を思い出しました。 「Today Birds.Tomorrow Man」直訳すると「鳥たちの今日 人の明日」ですが、身近な生きものから環境のことを考えることは大事なことなのかもしれません。
写真は「フユイチゴ」上「ロウバイ」下です。