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新年あけましておめでとうございます

2012年9月22日 22:31

新年あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願い致します。     小泉造園

ScreenShot054.png 樹木の葉が落ちてすっかり冬支度が整いました。昨年の秋が暖かだったのでケヤキの紅葉が、葉が茶色くなってまだしがみついているのがあります。これから春の芽が膨らみ始めるとその葉も落ちてしまいます。冬至がすぎると樹木の芽は少しづつ膨らみます。芽の変化が暖かい春を運んでくれます。まだまだ寒い日が続き続きますが、団地内の樹木にも目を向けて見て下さい。
 高野川の河川の土を取り除く工事が始まっていて、ユリカモメや鴨は近づけないようです。昨年見かけた鹿も今年は工事の影響か降りてきていません。河川の浸食工事は洪水が起きた時の対策として行われます。河川工事は生
ScreenShot055.pngきものがあまり動かないときに行われるのですが、これは魚が中心で特に漁業権の関係で冬に行われます。しかし冬でも水生昆虫などは石の下や水草の中で暮らしています。数年前の浸食工事ごホタルの数が減ったと鴨川ホタルの会の方から聞いたことがあります。冬だからといって生きものがいないのではなく、じっと来る春を待っているのです。
 1月から2月にかけての団地内で管理作業はありませんが、みなさんのお家でできればこの時期に行ってほしい作業があります。一つは樹木の付いた菌類の対策です。すす病の様にカイガラムシの糞などが原因で発生するものもありますが菌類は冬の間ちょうど眠っているときに駆除したほうがいいです。散布するものは殺菌剤で種類によって薬が変わりますので詳しくは
ScreenShot056.pngのサムネイル画像
かけませんが園芸店などで聞いてみてください。カイガラムシは今の時期に歯ブラシなどで取り除くことをお勧めします。もう一つは寒肥です。果樹などはできるだけ入れてください。実の付き方が随分良くなります。一番手っ取り早いのがグリーンパイルという物で3本セットで販売されています。棒などで穴を空けてさせばいいだけで一年間じっくり効いています。
写真は上と中は冬芽です。誰かの顔に似てませんか? 下の写真はイラガのさなぎです。見つけたらつぶしましょう。でも冬鳥のエサにもなります。