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晩秋から冬へと代わり始めています

2012年9月22日 22:26

 晩秋から冬へと代わり始めています。今年の11月は比較的暖かくて過ごしやすい日が続きました。しかし、暖かくてもやはり季節の変化は見られます。サザンカが咲き、ツバキの花が膨らみ初め、スイセンが蕾を立ち上げてきています。高野川には鴨たちがやって来てくれています。オナガガScreenShot052.pngモ  コガモ  マガモなどが中心です。カワウは相変わらず高野川にはじめからいたかのような態度で、羽根を広げて乾かしています。ユリカモメの 11月 20日には鴨大橋のところで確認しましたがその後はもう少し南の方に移動しているようです。小鳥たちもやって来ています。ジョウビタキは唯一冬場でも縄張りを主張するようで、毎年同じところに現れます。しかし、毎年現れてくれるのが一番うれしいものでもあります。カラ類
の混群も街中を移動しはじめています。エナガを中心に、メジロ コゲラなどを引き連れています。山の方へ行くとウグイスは入ったりすることもあります。

ScreenShot053.png 剪定作業をしていたら樹木の一番上のところでカマキリの卵を見つけました。どうやら今年の冬は大雪になるかもしれません。カマキリはご存じのように卵で冬を越します、蝶々のようにさなぎで冬越しするもの、カメムシ・テントウムシのように集まって超すもの、カナヘビなどは石の下でしっぽを巻いて丸くなり超しています。カマキリの卵は何層にも重なり熱を逃がしにくい構造なのですが、この卵の位地で冬の雪の量がわかるというのですからたいしたものです。人には理解できない様々知恵が、小さな生きものには備わっているようです。人はいつからかそのような力を「科学」という知恵で補っているようです。どのようにしてこの知恵が付いたのかは私にはわかりませんが、生きものは人が考えられない力を生き延びるために得たのかもしれません。たぶん人も同じだと思います。人は生き延びるために生き延び方を考えてよりすごしやすく、より豊かにすごそうとしているだけだと思います。クリスマス お正月をより楽しくすごすために年末まで一踏ん張りです。
写真は鴨川のヌートリアル(外来種)とカヤネズミ(在来種)
個人邸の集金は年末までに伺います。まだのところも順次伺います。