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秋が日に日に深まって来ています

2012年9月22日 22:24

秋が日に日に深まって来ています。みなさんおかわりございませんか今年の夏はやはり長かったようです。
 ミンミンゼミは9月30日・ツクツクボウシは10月1日・ツバメは10月5日に川端御池で確認していScreenShot051.pngます。モズは9月8日に初鳴きを聞いています。これを書いている10月29日にはまだ外でツヅレサセコオロギ・カネタタキが鳴いています。生きものから季節を感じることができる身近な自然が団地内にはたくさんあります。代表なのが紅葉です。紅葉して葉が落ちると寂しさをつれてきてくれます。しかし実りの秋でもあります。これからどんどん秋の味覚が出てきます。今年のカキはどこも豊作のようで、農家のお家のフユウガキはどこも鈴なりのようです。カキの時期になるといよいよ冬鳥の到来でもあります。昔の人は家の軒先の「柿の実は2つ残せ」と云いました。それは何故かと云うと一つは行き倒れの旅人に、そしてもう一つは冬の鳥のエサとして残す、ということです。今でこそ行き倒れの人はいなくなりましたが冬鳥はやってきます。昔の人は、渡りの鳥にも優しい気持ちを持って接していたようです。今のご時世冬鳥に関心を持つ人はどれだけいるでしょうか? 秋の花は菊が日本的でいいですが、この花の栽培は難しく手間がかかるようです。菊をうまく育てている方は、花が終わった時から来年の準備を始めておられます。ツワブキも同じような花を咲かせます。ツワブキの葉の下から蕾を伸ばして11月のはじめには黄色い花が咲きます。この花が咲くといよいよ秋深まります。深まる秋に鴨川には「ユリカモメ」がやって来ます。以前はたくさん来ていましたが、鴨川の魚の取り合いに負けて1月中旬ぐらいまでいますが、カワウやサギに魚を取られているようです。
 写真は秋の果実「ザクロ」です。ザクロは鬼子母神の御供えで有名ですが、この実は女性ホルモンが多いという話を聞いてことがありますが本当なのでしょうか?鬼子母神は子宝の神さんでもありますから女性と関係しているのかもしれませんが、本当のことはわかりません。
 紅一点という言葉がありますがこの「紅」はザクロの花をさします。夏の緑の葉に赤い花が咲いているこの光景が紅一点の語源だそうです。
 団地内は順調に剪定作業が続いています。個人邸もコモンの中に入るときに順次行います。写真は珍しい5つなりのザクロ