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みなさん おかわりないことと存じます

2011年10月16日 23:40

みなさん おかわりないことと存じます。日に日にScreenShot023.bmp春の訪れを感じます。花粉症の方は春の訪れと共に
少し憂鬱になりますが、それでもやはり春は待ち遠
しいものです。
団地内の冬鳥も北に帰る準備を始めているようで
す。高野川の鴨たちもペアーが増えました。今年は
高野川の浚渫工事がありました。工事で鳥たちには
迷惑と思いきや工事の車両がいなくなると集まって
なにやらごそごそ食べていました。工事で土をひっ
くり返してくれるので水中の生きものが出てきて食べやすいようです。そういえば昔
は畑作業をして土を耕耘していると 夏にはアマサギがやってきて虫をついばんでい
たのを思い出します。川の浚渫工事は、洪水がでたときに水量が多くなると堰堤がく
ずれるので行われるようです。数年に一度行われています。桂川では 河川の中に生
えている樹木をすべて伐採していました。これも洪水時に木がじゃまをして流木など
をせき止めて水がたまってしまい洪水を起こすためだと言われています。高野川など
の中州は自然に出来たもので、春には鴨たちが巣作りをしてくれるところでもあり、
身近に生きものを感じる空間でもあるのですが、市民生活が守らなければならない行
政としては仕方ないことでもあるようです。出町の三角州に飛び石状にカメの石が設
置されていますが、問題はこのカメ石にあるようです。亀石があるおかげでそこから
ScreenShot024.bmp土がたまり始めて亀石が埋まっている状態です。中州が
拡大して陸地になってしまっています。この亀石は、河
川法の改正で 河川を治水 利水から親水公園が入った
ときにできたもののようで河川に親しむために 河川を
近くに感じてもらうためにつくられたようです。その後
環境が法律に入り 生きものが増えました。水辺に親し
むことはいいことなのですが、水が下に流れない 水と
土が流れないということは河川にとってマイナスになるようです。といって亀石を取
り除くことは、子どもたちがこれから春 夏に向けて川辺で親しむためには大事な場
所でもあります。 日に日に春が近づくと、人も身近な生きものも同じで越冬してい
たものが動き出します。23日にはアカタテハをみました。24日にはミツバチを。
そうなるとウグイスの初鳴きを聞きたいものです。昨年は私の記録では2月14日に
鳴いています。春の渡りの千鳥も2月7日には飛んでいました。ツバメは2月17日
に鴨川で確認しています。しかし 関西ではお水取りが終わるまで春は来ないといい
ますから、身体の体長だけは整えないとだめかもしれません。今年は比良山系でも結
構積雪があったようで、琵琶湖の春の嵐 比良八講荒れじまいといいますからまだま
だ春は遠いようです。 写真は 御苑の梅とメジロ 植物園のロウバイとジョウビタキ