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7月に入り 夏本番になりました

2011年10月16日 23:29

7月に入り 夏本番になりました。しかし 今年は例年に比べて
気温が上昇しません。外仕事をしているものにとってはありがたいこ
とですが、冷夏となると米の収穫が気になるところです。
個人邸の剪定も終わりました。ありがとうございました。北大路住
宅は、個人邸もほどよく 樹木が配置されています。またコモンの中
に入ると 気温が随分違うのに驚かされます。樹木は、生きています
から 葉っぱを茂らせて 蒸散作用をしています。その時 気化熱を
奪うことで まわりの温度を下げてくれます。自然のクーラのような
ものです。都会のオアシスかもしれません。
ScreenShot009.bmp前回アジサイのことをすこし書きま
したが 春から初夏に咲く樹木の手入
れは この7月の半ばが一番大事にな
ってきます。花の時期が終わったものは
この時期に切り込まないと来年の花を
楽しめなくなります。春から初夏にかけ
て咲く樹木はそのほとんどが 秋に
花芽を枝先につけます、ですから 樹形
を整える剪定は今に時期が最適です。是非 サツキ ツツジ アジサ
イ ドンダンツツジなどは7月半ばまでに刈り込んで下さい。
今年は チャドクガの発生はやはり少なくてすみそうです。今のと
ころコモンの中のツバキ サザンカにはついていませんでした。ただ
安心するのは早いです。このチャドクガは年2回発生します。秋です。
夏の盛りを超えた頃に発生しますので、気をつけて下さい。
今年の生きものの動きは少し早いようです。アブラゼミが7月3日
クマゼミが4日に鳴いていました。例年でScreenShot010.bmpすと7月半ば頃です。サツキなども早かっ
たようです。しかし チャドクガの発生は
遅れています。生きものの動きはカレンダ
ー通りではないということなのかもしれま
せん。人が勝手に決めた季節で生きものは
動いているのでなく 各自が自分の都合で
動いているのだと思います。自然は計算で
きなく 奥深いもので たぶん人の次元とは違うところにあるのかも
しれません。
自然相手の仕事をしていると つくづく考えさせられます。
写真はモリアオガエルの卵塊 とゴマダラカミキリ