« 暖かい日が続いたかと思えば | ホーム | 「目に青葉山ホトトギス初鰹」 »

暖かい日が続いたかと思えば

2011年10月16日 23:22

暖かい日が続いたかと思えば 冬の寒さに逆戻り、三寒四温というに
は、あまりにも寒い日が続きます。みなさんおかわりございませんか 今
年度も管理を受け持たせて頂くことになりました。小泉造園です。
サクラが例年より早く咲きましたが、この数日の寒さで見頃が四月上旬
になりそうです。関西方面ではやはり入学式の写真にはバックにサクラは
欠かせないものかもしれません。
ウメの花が終わり ユキヤナギが名前の通りに雪をかぶった様に垂れ
下がりました。レンギョウの黄色が目立つようになってきました。コブシ
の花が咲き モクレン シモクレン ケヤキの枝先も少しずつ緑が吹き
出しています。ツバキもまだ咲いていて、ちょうど季節の狭間でたくさん
の花が見られます。
住宅内の樹木は例年同じサイクルで動き出します。身近にたくさんの命
の開花が見られるということは、ありがたいもScreenShot004.bmpのです。
都市空間にいながら これだけたくさんの樹
木が植わっているのは、いろんな意味で贅沢か
もしれません。個人の家ではこれだけの樹木を
鑑賞することはできません。
季節で変わる樹木、それに関わるひとの関係、
子どもたちにはこの身近な自然が大事なのかもしれません。大人の中には
本来の自然や二次的な自然を知っている方が多くいらっしゃると思いま
すが今の時代はその自然には行きにくい状態があります。といって自然が
ないわけではないと思います。今ある、身近な自然を子どもたちに感じさ
せることが、大人になった時に違って来るのではないかと思います。小学
館から出ている本で「むし撮る子だけが生き残る」というものがあります。
ScreenShot005.bmp子どもの時にいかに生きものと接する時間があるか
ないかでこどもは変わるというのです。住宅の樹木
花 それは観賞用だけではなく 季節を感じる 身
近な命を感じる空間かもしれません。
本年度もよろしくお願い致します。
団地に入るのは昨年と同じように6月になります。
写真は越冬中の 「ノホンカナヘビ」「ツマグロヒョウモンチョウ」です